研究課題/領域番号 |
24570178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 大阪大学 (2014-2015) 東北大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
和沢 鉄一 大阪大学, 産業科学研究所, 特任准教授 (80359851)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アクチン / 周波数蛍光法 / 回転ブラウン運動 / 水和 / wobbling-in-coneモデル / 蛍光異方性 / 時間分解蛍光法 / rhodamine 6G / 蛍光偏光 / 回転拡散 / 周波数領域蛍光 / オリゴエチレングリコール / 局所粘度 / wobbling-in-cone model / 周波数領域蛍光法 / 時間分解蛍光偏光 / フィラメント化 / 局所粘性 / 回転相関時間 / 周波数領域蛍光測定 / 蛍光寿命 / LN光変調器 / 蛍光偏光解消法 / アクトミオシン / キネティクス |
研究成果の概要 |
タンパク質周囲の水和水は,タンパク質の構造の安定性やダイナミクスに大きく影響することでその動作メカニズムに寄与している.本研究では,タンパク質周囲の水和水の性質を解析する手法を開発し,筋タンパク質であるアクチンの水和水の解析を行った.柔軟なリンカーを介して蛍光色素をアクチンに結合することで蛍光色素を水和層中に係留し,LN光変調器を使って開発した高精度周波数領域蛍光装置で時間分解蛍光偏光測定を行った.ここで得られた蛍光色素の回転ブラウン運動の解析値から,アクチン周囲の水和層の流体特性についての情報が得られた.本研究で開発した手法は,タンパク質に対する水和の役割の研究を進めるのに有用である.
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