研究課題/領域番号 |
24570228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
若松 義雄 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (60311560)
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研究分担者 |
鈴木 久仁博 日本大学, 歯学部, 教授 (30256903)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 哺乳類 / 進化 / 有袋類 / 神経堤 / 顎 / エンハンサー / Sox9 / ヘテロクロニー / オポッサム / マウス / ニワトリ / 発生 / 鳥類 |
研究成果の概要 |
ほ乳類の中で有袋類は、有胎盤類と比べて未熟な状態で生まれ、保育嚢まで移動し、母乳で成長するために、前肢や顎等の器官が早く発生する。この発生様式の時間的変更メカニズムを明らかにするため、有袋類のオポッサムを用い、顎原基を形成する頭部神経堤細胞の発生について解析した。その結果、マウスやニワトリと比較して、Sox9遺伝子の頭部神経堤領域での発現が早くから始まり、かつ顎原基で継続することがわかった(Wakamatsu et al., 2014)。また、Sox9の神経堤エンハンサーに発見された有袋類特異的変異が、頭部神経堤でのSox9の早期の発現に重要であることが示めされた。
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