研究課題/領域番号 |
24570246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
渡邉 明彦 山形大学, 理学部, 教授 (30250913)
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研究分担者 |
渡辺 絵理子 山形大学, 基盤教育院, 准教授 (20337405)
中内 祐二 山形大学, 理学部, 助教 (60250908)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 体内受精 / 精子運動 / 機能進化 / 両生類 / 輸卵管 / 精子先体反応 / 精子運動開始 / ジェリー層 / 精子ー卵相互作用 |
研究成果の概要 |
本研究では、精子運動開始因子(SMIS)の作用様式の適応的変化を解明するために、1)電子顕微鏡観察、2)免疫学的解析、3)遺伝子構造解析を行った。アカハライモリ体内受精に重要な、SMISを含む顆粒は、シリケンイモリ(体内受精種)とモリアオガエル(樹上受精種)の卵外被に見られ、後者ではその局在が著しく異なった。顆粒は、イベリアトゲイモリ(体内受精種)とアズマヒキガエル(体外受精種)には見られず、受精様式に加え、更なる要因に適応した作用様式の多様化が示唆された。一方、アカハライモリSMIS遺伝子の構造と発現制御を解明し、種間比較のために、RNAseqによるSMIS遺伝子の新同定法の確立に成功した。
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