研究課題
基盤研究(C)
現生狭鼻猿(類人猿及び旧世界ザル)は、元々、アフリカで進化し、中新世の間にアフリカを出て ユーラシアに広がっていった。本研究は、旧世界における狭鼻猿の進化と多様性を理解する一環として、アフリカとの比較も念頭におきつつ、東南アジア更新世 における化石狭鼻猿の多様性を調査したものである。ベトナム考古学研究所において、ベトナム北部の石灰岩地帯にある洞穴遺跡などから出土した霊長類化石の整理と調査研究をおこなった。また、タイ東北部で新たに出土した大型化石類人猿化石の標本調査と予備的な現地調査を実施した。
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