研究課題
基盤研究(C)
ニュージーランド固有種であるZoysia minima の葉長,葉幅は,Z. tenuifoliaよりもさらに小さい値を示した.Z. minimaと日本に自生するZoysia属植物との間で交配を行い,雑種個体の作出に成功した.雑種個体は,葉幅が狭く,穂の形態も小さくなり,草姿が小型化する傾向が見られた.またZ.sinica と他のZoysia属植物との間で交配を行い、ターフを形成する耐塩性系統を作出することができた.これらF1の雑種性は,RAPD法で確認された.Z. sinicaは交配親として利用することで耐塩性および被覆性に優れた個体を作出できる有効な遺伝資源であることが明らかとなった.
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Chromosome Botany
巻: 7 ページ: 53-57
130002111701