研究課題
基盤研究(C)
ネギ「金陵」CMS個体と「北京」MF個体とのF2集団を供試し、SSRマーカー等を用いて稔性回復遺伝子座Ms3のマッピングを行った。その結果、Ms3は第3染色体に座乗し、最も近傍のSSRマーカーは同遺伝子座から6.3cMに位置した。6種類のF1品種に由来するCMS個体に稔性回復遺伝子をヘテロに有する「金陵」または「北京」MF個体を交配し、次代集団における稔性回復効果を検証した。その結果、2組合せの後代においてMF個体とMS個体の分離比が期待値である1:1に適合した。このことから、これら2つのF1品種のCMSは「金陵」および「北京」に由来するCMSと遺伝様式が同一であることが明らかになった。
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