研究課題
基盤研究(C)
ダイズ根粒菌にゲニステインで特異的に誘導発現する遺伝子領域(BjG30)が見出された。発現は誘導後15分で最大に達し、既知の共生遺伝子(nod遺伝子群)とは異なる発現プロファイルを示した。BjG30は薬剤排出ポンプとポリヒドロキシ酪酸代謝、及びその調節遺伝子から構成され、根粒の形成や窒素固定能など、ダイズとの相利共生に重要であることが明らかになった。更に、網羅的な遺伝子発現解析により、薬剤排出ポンプによるゲニステインの排出系が、共生遺伝子群の誘導発現量を機能的に制御している可能性が示された。
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Microbes and environments
巻: 28 号: 4 ページ: 414-421
10.1264/jsme2.ME13057
130003382018