研究課題/領域番号 |
24580105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
池田 正人 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (00377649)
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研究分担者 |
竹野 誠記 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (30422702)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | コリネバクテリウム・グルタミクム / 還元力 / NADPH / GapN / リジン発酵 / rho |
研究成果の概要 |
ミュータンス菌(う蝕菌)は、ペントースリン酸経路でNADPHを生成できない代わりに、解糖系でそれを産生することができる。この特異なレドックス代謝系をコリネ菌内で再構築した。これを宿主としてリジン生産を行うと、元株の倍以上の高いリジン生産能が得られた。さらに、元株のリジン生産能がペントースリン酸経路の遮断によって半減したのに対し、育種株では同経路を遮断しても高いリジン生産能が維持されていた。すなわち、本菌のリジン生産は、狙い通り、還元力をペントースリン酸経路に依存しない代謝系になっていることが確かめられた。ペントースリン酸経路に依存しないリジン発酵はこれが初めてである。
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