超高圧処理による牛乳アレルゲンの低アレルゲン化と経口免疫寛容の誘導

研究課題

研究課題/領域番号	24580173
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	食品科学
研究機関	宇都宮大学
研究代表者	山田潔宇都宮大学, 農学部, 講師 (30313076)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス	完了 (2014年度)
配分額 *注記	5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円) 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円) 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円) 2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード	食物アレルギー / 経口免疫寛容 / アレルギー / 食品 / 免疫学 / タンパク質 / 蛋白質
研究成果の概要	高圧下でペプシン処理することで、β-ラクトグロブリン（β-LG）の分解と、特異的マウスIgG1への結合の低下が顕著に認められた。また、高圧下ペプシン処理したβ-LG分解物のマウスへの投与では、皮膚アナフィラキシーと全身性アナフィラキシーの誘導が顕著に低下した。さらに、β-LG分解物をマウスに経口投与することにより経口免疫寛容が誘導された。高圧を利用したペプシン処理法が経口免疫寛容誘導能を保持したまま低アレルゲン化する方法につながることが期待される。

報告書

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