研究課題
基盤研究(C)
味細胞の応答頻度が味神経応答頻度と一致しないことから、その途中になんらかの情報の整理整頓が行われていると考えられる。しかし味蕾のなかに4種の味細胞が存在しⅢ型味細胞には酸味受容する細胞のほかにATPを受容する細胞が存在する。そこで本研究においては、ATP受容に関わる受容体の同定と細胞における存在場所に関して明らかにし味情報の整理を明らかにすることを目的に行った。その結果ATP受容する細胞には酸味受容体の発現は見られず、反対に酸味受容する細胞はATP受容体の発現は見られなかった。このことからIII型味細胞は少なくとも酸味を受容する細胞、ATPを受容する細胞の2種類が存在することが明らかになった。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件)
日本味と匂学会誌
巻: 21 ページ: 355-358
巻: 20 ページ: 325-328