研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ビタミンE(VE)欠乏がグルココルチコイド(GC)分泌を増加させて不安行動を増加させる可能性を、CRF, ACTHによるGC分泌制御を中心に検討した。VE欠乏は急性および慢性ストレスによるGC分泌を増加させたが、CRF、ACTH投与による分泌促進を変化させなかった。合成GCであるデキサメタゾンはフィードバック阻害によりGC分泌を抑制し、GC投与は不安行動を増加させたが、これらの作用もVE欠乏の影響を受けなかった。したがって、VE欠乏は視床下部におけるストレス誘導性のCRF分泌促進、あるいはGCによる分泌抑制を低下させることにより、GC分泌を増加させるものと結論した。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (47件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)
ビタミン
巻: 89 ページ: 108-115
110009930119
ビタミンE研究の進歩
巻: XVI ページ: 40-43
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
巻: - 号: 1 ページ: 130-138
10.1080/09168451.2014.877825
Endocrine Journal
巻: -
医学のあゆみ
巻: 247 ページ: 934-941
Journal of Medical Food
巻: 16 号: 1 ページ: 1-8
10.1089/jmf.2012.2311