研究課題/領域番号 |
24580212
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
上條 隆志 筑波大学, 生命環境系, 教授 (10301079)
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研究分担者 |
橋本 啓史 名城大学, 農学部, 助教 (30434616)
田村 憲司 筑波大学, 生命環境系, 教授 (70211373)
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連携研究者 |
金子 信博 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (30183271)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ミミズ / 火山 / 遷移 / 窒素固定 / 生態系改変者 / 安定同位体 / 土壌生成 / 三宅島 / 窒素固定植物 / 中大型ミミズ / 土壌 / C3植物 / 火山灰 / 土壌物理性 / 火山遷移 / 火山島 / 安定同位体分析 / 分解 |
研究成果の概要 |
窒素固定植物は生態系の化学的改変者として土壌に窒素を付加し、陸生大型ミミズは物理的改変者として土壌生成を促進する。三宅島2000年噴火火山灰上において窒素固定種とミミズの相互関係と両者が土壌生成に与える効果を検討した。オオバヤシャブシ(窒素固定種)とハチジョウススキのパッチ下のミミズと土壌を比較した結果、ミミズの密度や窒素含量はオオバヤシャブシ下で高く、土壌硬度はミミズの個体数に対して低下した。ミミズの飼育実験を行った結果、火山灰への有機物の混入が確認された。火山灰上において、窒素固定種はミミズに正の効果を及ぼし、ミミズは火山灰の土壌生成を促進することが示唆された。
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