研究課題/領域番号 |
24580242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村田 功二 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (00293910)
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研究分担者 |
宇京 斉一郎 独立行政法人森林総合研究所, その他部局等, 研究員 (70455260)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 針葉樹材 / 準脆性材料 / 破壊靱性値 / 熱処理 / デジタル画像相関法 / ひずみ軟化 / 準脆性破壊挙動 / 熱処理木材 / 湿潤木材 / FT-IR / フラクトグラフィー / ファイバーブリッジング / FPZ / 画像相関法「 / くさび型割裂試験 / SENB試験 / CT試験 / 高温熱処理 / サーモウッド / 応力緩和 / 吸着特性 |
研究成果の概要 |
準脆性材料と言われる木材の破壊過程の評価方法の確立を試みた。デジタル画像相関法を利用して、くさび型割裂試験やSENB試験でのき裂の進展挙動を観察した。き裂が安定的に進展する同方法ではひずみ軟化を示す応力-ひずみ曲線を広いひずみ範囲で得ることができた。 人工乾燥を想定した熱処理によるき裂進展の違いを調査したが、明確な違いは観察されず、樹種による差の方が大きかった。また、サーモウッド処理による破壊靱性値と緩和挙動も調査した。180℃を超える温度の処理により、破壊靱性値は急激に減少し、緩和時間も長くなった。熱処理による多糖類の分解およびリグニンの凝集がこれらの挙動に影響していると考えられた。
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