研究課題/領域番号 |
24580244
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
畑 俊充 京都大学, 生存圏研究所, 講師 (10243099)
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連携研究者 |
本間 千晶 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 森林研究本部林産試験場, 主査
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | セルロース / メラミン / 炭化 / 窒素官能基 / 酸素還元反応 / 燃料電池 / 酸素還元活性 / 固体高分子形燃料電池 / 窒素 / 細孔構造 / 木質炭素化物 / Py-GC-MS / レボグルコサン |
研究成果の概要 |
窒素をドーピングしたセルロース炭素化物からの燃料電池カソード触媒の開発を行い、合成条件の検討と構造解析を行った。非白金系窒素ドープ燃料電池用触媒サンプルの元素分析、表面化学分析、および高解像電子顕微鏡による組織構造観察を行い、酸素還元活性への影響を調べた。第四級型窒素と酸素含有官能基が酸素還元活性を向上させる上で重要な役割を果たすことがわかった。鉄錯体の触媒作用によりシェル状黒鉛微結晶が生成し、酸素還元活性の向上につながった。本研究の成果は、未利用バイオマスからの燃料電池用触媒の開発による持続可能な社会の実現のために役立つであろう。
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