研究課題/領域番号 |
24580267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
長澤 和也 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (40416029)
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研究分担者 |
海野 徹也 広島大学, 大学院生物圏研究科, 准教授 (70232890)
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連携研究者 |
片平 浩孝 日本学術振会, 北海道大学, 特別研究員 (70722651)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ニホンウナギ / 寄生虫 / 耳石 |
研究成果の概要 |
耳石と寄生虫を生物標識として用いることにより、これまでほとんど知見がなかった、ニホンウナギの汽水域における生態を明らかにすることができた。特に、汽水域に生息するニホンウナギに寄生する線虫類の1種(ヘリコネマ・アンギレ)に注目して研究したところ、本種の中間宿主がカニ類であり、ニホンウナギは汽水域でカニ類を含む底生生物を捕食していることを明らかにすることができた。また、汽水域のニホンウナギには、単生類の1種(シュウドダクチルス・カメガイイ)が寄生していた。これは、この寄生虫が個体群を維持できるほど,汽水域にはニホンウナギ資源が安定して存在することを示している。
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