研究課題/領域番号 |
24580276
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
安樂 和彦 鹿児島大学, 水産学部, 准教授 (50274840)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 魚類視覚 / 桿体細胞 / 分光吸収 / 網膜 / 集魚灯 / 桿体視細胞 / 視覚 / 分光感度 / 顕微分光計測 / 網膜電図 / 海水の光学的特性 / 台湾 |
研究成果の概要 |
魚類の分光視感度を計測・評価するための簡易な網膜分光吸収計測システムを考案し構築した。市販小型分光器と広帯域LED光源を主要部品とし、暗順応状態で摘出した網膜小片を対象に、波長420-700nmの間で信頼性の高い分光吸収特性を推定可能な計測システムと評価できた。集魚灯漁業対象魚種のマアジ、カタクチイワシ、カタボシイワシの他に、マダイ等計10種の分光視感度を明らかにした。計測した桿体細胞の最大分光感度波長は、沿岸性および外洋性、さらに深海性魚類で相違した。本研究で得た分光視感度曲線を用い、灯光の視覚への作用効率を推定可能なエクセルワークシートを作成し、開発メーカーに提供し、試用段階に至っている。
|