研究課題/領域番号 |
24580295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長 由扶子 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (60323086)
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研究分担者 |
日出間 志寿 東北大学, 大学院農学研究科, 助教 (30241558)
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連携研究者 |
此木 敬一 東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (40292825)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 麻痺性貝毒 / 無毒化 / 生合成 / Alexandrium tamarense / 渦鞭毛藻 / 生合成遺伝子 / 中間体 / LC-MS / 12β-deoxy-dcSTX / オミクス統合解析 / サキシトキシン |
研究成果の概要 |
海産渦鞭毛藻Alexandrium tamarenseは国内の麻痺性貝中毒のおもな原因生物の一種である。その有毒株と無毒株の低分子化合物組成を網羅的に比較したところ、無毒株には麻痺性貝毒類縁体のみならず、推定生合成経路の初期の中間体が存在しなかったことから、初期のアルギニンとプロピオニル基の縮合反応が進行していないことが予想された。分子生物学的手法により初期反応を触媒する酵素の推定遺伝子であるsxtA4について解析したところ、ゲノム及びmRNAレベルで無毒株にも存在するが、変異を有する上、発現量が著しく低下していることが明らかになった。すなわち無毒株の無毒化にはsxtA4の関与が示唆された。
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