研究課題/領域番号 |
24580356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
佐藤 周之 高知大学, 教育研究部自然科学系, 准教授 (90403873)
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研究協力者 |
長谷川 雄基
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | アルカリシリカ反応 / 廃タイヤ / モルタルバー法 / 廃ガラスカレット / 膨張圧抑制効果 / 機能性コンクリート / 膨張抑制効果 |
研究成果の概要 |
本研究では,廃タイヤを利用したアルカリシリカ反応(ASR)抑制機能を有する機能性コンクリートの開発を目的とした。廃タイヤをチップ化し,粒形及び置換率を変えて混入したモルタルおよびコンクリートの力学的特性を評価し,強度特性の変化を把握した。モルタルバー法によるASR試験の結果から,混入率10%以上では,廃タイヤの置換率および粒形を変えて混入しても,膨張抑制効果を発揮せず,逆に無混入よりも大きな膨張特性を示した。この原因は,混入した廃タイヤの量が多かったこと,廃タイヤチップがモルタル中で脆弱部となった可能性が挙げられた。したがって,廃タイヤチップの混入量は連行空気量程度以下が望ましいと考えられた。
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