研究課題/領域番号 |
24580360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
工藤 庸介 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 助教 (80305656)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 水利施設 / 維持管理 / 参加意欲 / 心理構造 / 土木史 / 農業用水利施設 / 参加意識構造 / 地域特性 / ため池 / 非農家 / 多面的機能認知 / 環境活動 / 共分散構造分析 / 農業水利施設 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,水利施設の維持管理に係る負担感を軽減するために,担い手の維持管理に対する参加意欲がどのように形成されるのかを,共分散構造分析を用いて明らかにした.また,担い手が居住する地域の社会構造の変遷や,施設がもたらした便益と担い手の負担との関係の変遷が,参加意欲の心理構造に影響することも指摘した.その結果,水利施設の価値は,一義的には農家のコスト負担と便益とのバランスを適正に保つことで高められると結論づけられた.しかしながら,今後の維持管理等においては非農家の参画が必要不可欠であるため,地域社会の歴史的な変遷を考慮しつつ,健全な営農を継続していくことが重要である.
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