研究課題/領域番号 |
24580374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
遠藤 良輔 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 助教 (10409146)
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連携研究者 |
渋谷 俊夫 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (50316014)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | バイオマス利用 / メタン発酵 / 植物生産 / 養液栽培 / 接ぎ木 |
研究成果の概要 |
メタン発酵消化液は植物に必要な栄養素を多く含むが,養液栽培の培養液として用いると,液中のアンモニアや高pHが植物の養分吸収を阻害する要因となる。本研究では接ぎ木実験および消化液の生物酸化実験を行い,上記の阻害への緩和効果を調べた。接ぎ木実験では,台木の発根数が多く,根の乾物重が大きいときに阻害緩和効果が大きい傾向が見られた。生物酸化実験では,改質された消化液を用いた栽培したキュウリの生育が劇的に改善した。このように,接ぎ木および生物酸化の双方において,消化液を用いた養液栽培での植物の養分吸収能力の改善が可能であることがわかったが,その効果は消化液改質処理のほうが大きいことがわかった。
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