研究課題
基盤研究(C)
暖地型草地におけるマメ科牧草と共生関係にある根粒菌およびアーバスキュラー菌根菌(AM菌)の関係を明らかにするため暖地型マメ科牧草数草種の生産性とAM菌の菌根形成状況の調査・検討を行った。草種間で生育に差が認められ,菌根形成率については根部の生育と関係があることを明らかにした。また,ポット試験において,菌根形成率と根粒数との間に有意な負の相関関係が認められ,菌根形成と根粒形成の間で炭素源の獲得に競合が発生していた可能性が示された。刈取処理は残存植物体重を一時的に減少させ,AM菌生存菌糸の一時的な減少を引き起こすが,その後の回復は植物の再成長よりもAM菌菌糸で速いことが示された。
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