研究課題
基盤研究(C)
凍結前のアグー精子における精漿による耐凍能低下を抑制する凍結保存技術の改良を行った。その結果,精子が精漿に暴露されている間に,0.5%スキムミルクもしくはカゼインを精液懸濁液に加え,同時に水溶性tocopherol誘導体であるTroloxで処理することで,凍結融解後の精子性状は著しく改善した。特に,Troloxの効果は凍結処理までの精漿への精子暴露時に有効であった。そして,これら精子の体外受精による受精能力は著しく増加した。以上の結果から,凍結前に精漿に暴露される精子をTrolox存在下でスキムミルクかカゼインで処理すると良好なアグー凍結精子を作製出来ると云った有効な方法が見出された。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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