研究課題
基盤研究(C)
狂犬病ウイルスのP遺伝子は、同一の読み枠に複数のP蛋白質アイソフォーム(P1~3)をコードしている。P1蛋白質がウイルスRNAポリメラーゼの共因子として機能するのに対し、P2およびP3蛋白質の機能には不明な点が多い。そこで本研究では、狂犬病ウイルスの病原性における各P蛋白質アイソフォームの重要性を検討した。各アイソフォームを過剰発現あるいは欠失させた変異株を用いた解析により、P1蛋白質が本ウイルスの神経病原性に主要に関与することが示唆された。
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J. Virol
巻: 87(22) 号: 22 ページ: 12327-38
10.1128/jvi.02132-13