研究課題/領域番号 |
24580462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
寺岡 宏樹 酪農学園大学, 獣医学群, 教授 (50222146)
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研究分担者 |
打出 毅 酪農学園大学, 獣医学群, 教授 (20327456)
井上 博樹 (井上 博紀) 酪農学園大学, 農食環境学群, 准教授 (90305904)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 薬物代謝酵素 / シトクロームP450 / コンパニオンアニマル / ネコ / 薬物相互作用 / 中毒 |
研究成果の概要 |
ネコの薬物代謝に関する知見は著しく不足している。本研究では薬物代謝に重要な数種のネコのシトクロームP450(CYP)の大腸菌膜発現系を用いた薬物相互作用のスクリーニング系を確立した。6種のCYPに好適な蛍光基質を選定し、ヒトの分子種特異的阻害薬や小動物臨床で使用されている薬の影響を検討した。その結果、一部の抗真菌薬や麻酔薬が低濃度で阻害作用を示した。ネコ肝臓に最も多く発現するCYP2Eを低濃度で抑制する薬は見つからなかった。ネコCYP3Aを阻害する多くの薬が確認されたが、ヒトやイヌのCYP3Aに比べて感受性が低かった。さらに多くの臨床薬の阻害作用について本システムを用いて検討する必要がある。
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