研究課題/領域番号 |
24580479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
北村 美江 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (40108337)
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研究分担者 |
山口 健一 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 准教授 (90363473)
西山 雅也 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (50263801)
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連携研究者 |
山田 耕史 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (00253469)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 鉄欠乏 / ストレス耐性 / 双子葉植物 / フラビン類 / 根 / 培養根 / 呼吸鎖複合体 / ミトコンドリア / 土壌細菌 |
研究成果の概要 |
本研究では鉄欠乏耐性を示すヒヨスの根の呼吸機構とフラビン類分泌の機構の解明を進めた。プロテオミクスにより、鉄要求性の高い呼吸鎖複合体Iが減少すること、リボフラビンの分泌は結合型フラビンFMNの分解とde novo 合成の促進の両方によることを証明した。また、呼吸活性の上昇とリボフラビンの分泌が関連することを示した。加えて、鉄欠乏下では鉄とエネルギーを節約する代謝系に切り替え、これらを根の成長に用いることも示した。形態的特徴として鉄欠乏下では根端の肥大化が見られるが、これは細胞の横幅の増加と根毛の発達によることを非破壊的観察で解明した。細胞表面積の拡大による鉄獲得戦略と推測された。
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