研究課題/領域番号 |
24580482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
阪口 利文 県立広島大学, 生命環境学部, 准教授 (10272999)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 深海底生物資源 / 元素回収 / レアエレメント / 海洋微生物 / カルコゲン元素 / 単体元素 / 生物セレン回収 / 微生物 / 分子系統解析 / セレン同化代謝 |
研究成果の概要 |
セレン・テルルはレアエレメントとしての希少性があり、廃液、廃棄物中からの有効な再資源化手法の確立が望まれている。毒性の高いセレン・テルル酸化物を常温・常圧下のマイルドな条件での変換・回収が期待されている。本研究では、深海底由来の微生物による効率的なセレン・テルル回収法の開発を目的として、深海底からセレン・テルル還元能を有する微生物を探索した。また、得られた分離株の同定、培養特性の調査、ナノ微粒子の形成可能性、更には形成微粒子に対する観察、元素分析などを実施した。分離株は元素体セレン・テルル形成が可能であり、銀などのレアエレメントの微粒子の合成にも利用できることが示唆された。
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