研究課題
基盤研究(C)
植物細胞壁の主要なヘミセルロースであるキシログルカンを分解する酵素について詳細な解析を行った。β1,4グルカン主鎖を分解するキシログルカナーゼや、側鎖を分解するαキシロシダーゼやβガラクトシダーゼのクローニングと性状解析を行った。これらの酵素の植物細胞壁の分解における効果を解析した結果、キシログルカナーゼはセルラーゼ製剤のセルロース系バイオマス分解に対して添加効果を示した。また、キシログルカナーゼの活性中心に変異を導入することによって、作用機序の異なる変異型酵素の作製に成功した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)
FEBS LETTERS
巻: 588 号: 9 ページ: 1731-1738
10.1016/j.febslet.2014.03.023