研究課題/領域番号 |
24580497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
太田 大策 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (10305659)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | リグニン / シトクロムP450 / メタボロミクス / 代謝工学 / ゼニゴケ / ヒメツリガネゴケ / シロイヌナズナ / 高等植物 / バイオマス / コケ類 / ケイ皮酸モノリグノール経路 / 代謝改変 |
研究成果の概要 |
植物代謝経路の多様性は植物進化過程と深く関わる.ゲノム配列解析によって,リグニン蓄積能が無いコケ植物にもモノリグノール生合成遺伝子を特定した.コケ植物のモノリグノール経路酵素(4CL, HCT, CYP98A)を異種発現系で発現させ,それらの触媒反応を調べたところ,コケHCTに高等植物と同様の活性を認めたが,コケCYP98AはHCT反応生成物を基質とすることは無かった.すなわち,コケがリグニンを蓄積しない理由として,CYP98A酵素反応の欠損が明らかとなった.このことは,維管束植物への進化過程でコケ植物のCYP98Aの基質反応性が多様化によってリグニン生合成が進化したことを示している.
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