研究課題/領域番号 |
24590042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤原 正子 東北大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10466534)
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研究分担者 |
竹内 和久 東北大学, 大学院薬学研究科, 分野研究員 (40260426)
戸恒 和人 東北福祉大学, 総合福祉学部, 教授 (10217515)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 1H NMR / メタボロミクス / 生活習慣病 / 慢性腎臓病 / 乳酸 / 透析廃液 / ビオチン / 糖尿病 / NMR / TCA回路 / 補酵素 |
研究成果の概要 |
生活習慣病・慢性腎臓病の新規な病態解析法を開発ものため、腎臓病末期に導入される血液透析患者の代謝変動を血漿と廃液によりNMRメタボロミクスを行った。廃液の測定により治療中の代謝物の時間モニターした結果、クレアチニンの変化と異なり、乳酸、アラニン、ピルビン酸は治療の中間で増加し、透析除去による減少を補償する反応を示した。これら代謝物の変化パターンは患者固有で、原疾患(例えば糖尿病)によって異なることを見出した。 さらに透析治療の合併症としての痙攣にビオチンを投与したところ多くの患者に著効を見た。投与前の血漿中ビオチンをELISA法とLC/MS/MSで測定し痙攣との新しい関係を得た。
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