研究課題
基盤研究(C)
本研究では、細胞膜におけるタンパク質集合の制御機構を解明することを目的として、脂質膜の構造と流動性に与えるタンパク質の影響を調べた。diphenylhexatriene（DPH）の蛍光異方性を利用した研究により、アミロイドβペプチドは脂質膜の流動性を低下させることが示されていた。しかし、DPHは脂質膜からペプチド、タンパク質に移行するため、DPH蛍光異方性は脂質膜の流動性に対するタンパク質の影響を調べる目的には不適切であることがわかった。そこで、本研究では、脂質膜の構造や物理的性質を調べるための新規手法を開発した。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件)
Biochim. Biophys. Acta
巻: 1848 号: 3 ページ: 753-759
10.1016/j.bbamem.2014.12.003
Biophysical Chemistry
巻: 173-174 ページ: 8-14
10.1016/j.bpc.2013.01.004
Nucleic Acids Res
巻: 40 号: 12 ページ: 5766-5774
10.1093/nar/gks208
