研究課題
基盤研究(C)
本研究ではガン細胞特異的に作用する医薬品の開発を促進するために、受容体型チロシンキナーゼFGFR3の病原活性変異体について、機能解析及びX線結晶構造解析を行い、活性化メカニズムの解明を目指した。N540T、K650M、G697C各変異体のKm(ATP)値は野生型の0.30~108倍へと大きく変化しており、このことはそれぞれの活性化機構が異なっている可能性を示唆する。一方、X線結晶構造解析に向けて野生型及び変異体について微小結晶を得ている。今後X線構造解析を進めて、各活性変異体の活性化における分子メカニズムを明らかにする。
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