研究課題
基盤研究(C)
本研究では、アルツハイマー型認知症(AD)患者の剖検脳を対象とした実際のアミロイドβペプチドの酸化修飾を含めた翻訳後修飾(PTM)の定量的解析に関する検討を実施した。実験では、液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS)を主軸に様々な分析条件を含めて、実検体への応用を試みた。その結果、実際にPTM型アミロイドβ(ラセミ化やイソ化)などが定量的に数~数十%存在していることを見出し、世界に先駆けて発見した。本研究より、実際のアミロイドβは高い確率でPTMしていることを見出し、今後の病理へ展開できるものと思われる。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち招待講演 1件)
Journal of Chromatography B
巻: 974 ページ: 24-34
10.1016/j.jchromb.2014.10.022
Analytical Chemistry
巻: 86 ページ: 797-804
Scientific Reports
巻: 3 ページ: 2364-2364