研究課題/領域番号 |
24590096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
山口 真二 帝京大学, 薬学部, 准教授 (60398740)
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連携研究者 |
青木 直哉 帝京大学, 薬学部, 助教 (60525334)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生化学 / 行動生化学 / 分子生物学 / 記憶 / 刻印付け |
研究成果の概要 |
本研究では、鳥類の刷り込みを記憶学習のモデルとし、記憶を形成する分子メカニズムを明らかにする。細胞骨格を制御するMAP2に注目し、解析した。その結果、MAP2の遺伝子抑圧を行ったヒナでは、刻印付けが阻害されていた。さらに、MAP2 の薬理学的解析を行った。MAP2 による細胞骨格の制御は、リン酸化の変化によってもなされ、beta-tubulin の脱重合を促進する。代表者は、MAP2 のリン酸化が刻印付けの過程で亢進されることを見出した。このことは、刻印付けに伴い、MAP2 が細胞骨格のダイナミクスを制御し、神経細胞の樹状突起などの構造変化に影響をおよぼしていることを示唆している。
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