研究課題
基盤研究(C)
GPR55は、1999年にクローニングされたGタンパク質共役型の受容体であり、リゾリン脂質の一種であるリゾホスファチジルイノシトール(LPI)に対する特異的な受容体である。今回の研究で、GPR55は免疫系の組織に高い発現が観察された。リンパ球においては、T細胞及びB細胞において高い発現が見られた。また、LPIは、B細胞株の抗体分泌や細胞増殖を促進させた。これらのことからLPIは、GPR55を発現している免疫担当細胞に作用して、免疫の調節等に関与している可能性が示唆された。
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