研究課題/領域番号 |
24590116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
副田 二三夫 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (10336216)
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連携研究者 |
高濱 和夫 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (80150548)
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研究協力者 |
後藤 夏美
鮫島 慎乃介
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 排尿障害 / 健康寿命 / エンリッチ環境 / 非麻薬性鎮咳薬 / 老化促進モデルマウス / ケモカイン / 膀胱平滑筋 / セロトニン5-HT1A受容体 / 非麻薬性中枢性鎮咳薬 / マイクロアレイ / パッドテスト / シストメトリー / 頻尿 / 排尿困難 / 尿失禁 / 脈拍数 |
研究成果の概要 |
研究代表者が排尿機能を改善させることを見出した、エンリッチ環境と鎮咳薬はともに老化促進マウスSAMP8の頻尿症状を改善し、エンリッチ環境飼育はマウスの休息期である明期、鎮咳薬はマウスの活動期である暗期に選択性を示した。このことからエンリッチ環境は、SAMP8の夜間頻尿様の症状を改善することが示唆された。このエンリッチ環境の夜間頻尿改善作用の中枢性の機序にケモカインのひとつであるCxcl13が関与すること、またエンリッチ環境は摘出膀胱の収縮力を増強させ、その機序に膀胱のムスカリン受容体の関与が示唆された。さらに鎮咳薬の頻尿改善作用の機序の一部にセロトニン5-HT1A受容体の関与が示唆された。
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