研究課題/領域番号 |
24590117
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
|
研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
富樫 廣子 北海道医療大学, 薬学部, 講師 (20113590)
|
研究分担者 |
柳川 芳毅 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (20322852)
松本 眞知子 北海道医療大学, 薬学部, 助教授 (70229574)
平出 幸子 北海道医療大学, 薬学部, 助教 (50709277)
鹿内 浩樹 北海道医療大学, 薬学部, 助教 (00632556)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 恐怖行動 / 皮質辺縁系 / 扁桃体 / 発達期ストレス / セロトニン / シナプス可塑性 / サイトカイン / 心的外傷後ストレス障害 / 恐怖記憶 / 情動行動 / 皮質-辺縁系 |
研究成果の概要 |
離乳前後の脳機能発達期にストレスを負荷したラットを用いて、幼時期のストレスが、発達期特異性(臨界期)を持って、成長後の情動行動変容を引き起こすこと、それには恐怖記憶の形成・想起に関わる皮質‐辺縁系を中心とした脳内シナプス伝達の障害が関与していることを神経生理学的及び分子生物学的に明らかにした。さらに、恐怖刺激に対する行動応答には性差が認められること、それにはセロトニン神経系が関与していることを見出した。また、脳内サイトカインを介する恐怖記憶に関わる神経調節機構があることを初めて明らかにした。これらの知見は、ストレス性精神神経疾患の生物学的背景及び治療戦力の構築に新たな情報を提供するものである。
|