研究課題/領域番号 |
24590120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
川島 紘一郎 北里大学, 薬学部, 客員教授 (70095008)
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研究分担者 |
藤井 健志 同志社女子大学, 薬学部, 教授 (80255380)
堀口 和秀 福井大学, 医学部, 准教授 (20377451)
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連携研究者 |
三澤 日出巳 慶応大学, 薬学部, 教授 (80219617)
森脇 康博 慶応大学, 薬学部, 講師 (00392150)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | アセチルコリン / ニコチン受容体 / T細胞 / 樹状細胞 / Th0 / SLURP-1 / Th1 / alpha7 / Treg / α7 / α7ニコチン受容体 / CD205 / コリン・アセチルトランスフェレース / methyllycaconitine / α7 nAChR / アロステリック・リガンド / 扁桃 |
研究成果の概要 |
新規alpha7 nAChR内因性リガンドSLURP-1の免疫組織における発現とT細胞機能に及ぼす作用,およびニコチンのT細胞分化に及ぼす作用を検討した.免疫組織化学によってヒト扁桃濾胞周辺部のCD205+樹状細胞(DCs)におけるSLURP-1の局在を発見した.SLURP-1は,ヒトT細胞系白血病細胞株MOLT-3と末梢血単核球の増殖を抑制し,ACh産生を増強した.ニコチンは,Th0から制御性T細胞への分化を抑制し,Th1への分化を促進した. 以上より,SLURP-1は,抗原提示反応においてAChの作用を増強してT細胞の機能的分化を促進し,Th0分化に影響を及ぼす可能性が示唆された.
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