研究課題/領域番号 |
24590122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
石井 邦雄 北里大学, 薬学部, 教授 (90137993)
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研究分担者 |
中原 努 北里大学, 薬学部, 准教授 (10296519)
森 麻美 北里大学, 薬学部, 助教 (80453504)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 薬理学 / 微小循環 / 糖尿病 / 血管生物学 / 網膜 / 血管内皮 / 一酸化窒素 / 網膜循環 / β アドレナリン受容体 |
研究成果の概要 |
本研究により,一酸化窒素による網膜血管拡張反応には,アラキドン酸カスケードの活性化に伴う prostaglandin I2 の産生増大と,電位依存性 K+ チャネルを介する機序が関与することが示された.またアドレナリン beta 受容体には,高コンダクタンス Ca2+ 活性化 K+ (BKCa) チャネル活性化を介する拡張機序が存在することも示唆された.さらに糖尿病時の酸化ストレスの亢進が BKCa チャネルを介した網膜血管拡張能を低下させる可能性があること,抗酸化薬は糖尿病時の網膜血管拡張障害を改善する傾向が観察された.従って,強力な抗酸化薬が網膜循環障害に対する新規予防・治療薬となりうる.
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