研究課題/領域番号 |
24590126
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
岡 淳一郎 東京理科大学, 薬学部, 教授 (40134613)
|
連携研究者 |
濱田 幸恵 東京理科大学, 薬学部, ポストドクトラル研究員 (00399320)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | うつ病 / 高血圧 / GLP-2 / ストレス / 経鼻投与 |
研究成果の概要 |
視床下部-下垂体-副腎皮質(HPA)系持続的過活動はストレス脆弱性を惹起し、治療抵抗性うつ病を生じるが、GLP-2はこのモデルマウスで視床下部からのCRH放出抑制、及び海馬歯状回神経新生促進効果による抗うつ様作用を示した。ヒトでも適用できるように経鼻投与に適した構造を付加した経鼻投与用GLP-2誘導体は、中枢移行して治療抵抗性モデルマウスでも抗うつ様作用を示した。 また、GLP-2に学習改善作用と抗不安作用があること、及びHPA系亢進が大きく関与する高血圧モデルラットでの降圧作用機序も明らかにした。 HPA系の調節作用を有するGLP-2は、既存薬とは異なる新たな治療薬となる可能性が考えられる。
|