研究課題/領域番号 |
24590129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
福嶋 伸之 近畿大学, 理工学部, 准教授 (10254161)
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連携研究者 |
辻内 俊文 近畿大学, 理工学部, 教授 (10254492)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | リゾホスファチジン酸 / がん / 変異体 / 脂肪酸 / 卵巣がん細胞 / 受容体 / がん細胞 |
研究成果の概要 |
リゾホスファチジン酸(LPA)は多様な生理活性を示す脂質メディエーターであり、その作用はLPA受容体(LPA1~LPA6)を介して生じる。これまでLPAシグナルががん発生・増殖・進展に関与していることが示唆されており、がん治療の新規標的と考えられている。本研究では、がん組織で発現しているLPA1変異体が異常な細胞内分布を示すこと、その情報伝達も破綻していることを見いだした。また、卵巣がん細胞におけるLPAの作用を検討したところ、LPAシグナルの結果と思われていたがん細胞に対する作用の一部が、その構成成分である脂肪酸に由来するという、新たな知見を得た。
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