研究課題
基盤研究(C)
オキセタノイドグリカール35をN-ヨードコハク酸イミド(NIS)の存在下、シリル化したN6-ベンゾイルアデニンと反応させたところ、グリコシド36aが25%の収率で得られた。得られた36aをベンゼン中、アゾイソブチロニトリル(AIBN)をラジカル開始剤に用い、アリルトリブチルスタナン(Bu3SnCH2CH=CH2)と反応させた結果、3’-C-アリル体37がジアステレオマーの混合物として78%の収率で得られた。次に、アリル体37をMeOH-THF混合溶媒中、ヒドリド還元を行い、3’-C-アリルオキセタノシンAの保護体を得た。最後に、脱保護により、3’-C-プロピルオキセタノシンAの合成を達成した。
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