研究課題/領域番号 |
24590148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
飯島 洋 日本大学, 薬学部, 教授 (30465281)
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研究分担者 |
鈴木 守 大阪大学, 蛋白質研究所, 准教授 (40280507)
髙宮 知子 (高宮 知子) 日本大学, 薬学部, 助教 (50513917)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | カテコールO-メチル転移酵素 / COMT / 生成物阻害 / S-アデノシルホモイステイン / カテコール-O-メチル転位酵素 / S-アデノシルメチオニン / S-アデノシルホモシステイン / 賦活化 / 腎障害 / カテコールアミン-O-メチル転位酵素 / カテコールアミン O-メチル転移酵素 / S-アデノシルホモシステイン |
研究成果の概要 |
Catechol-O-methyl transferase (COMT)の低活性は慢性腎機能障害の進行、動脈硬化、心不全などに相関する。COMTの反応速度を上昇させる化合物を探索した。酵素反応速度論解析から賦活化物質は「S-アデノシルホモシステイン(SAH)-COMT」複合体からのSAHの解離を促進することを見い出した。SAHは基質であるS-アデノシルメチオニンがCOMTに結合することを競合的に阻害する。このことは等温熱量滴定によっても裏付けられた。構造活性相関を調べたところ、構造的に類似している化合物には阻害活性を示すものも存在した。構造の一部の差が相反する効果(阻害、賦活化)に反影する。
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