研究課題/領域番号 |
24590152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
長岡 康夫 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (90243039)
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研究分担者 |
服部 喜之 星薬科大学, 薬学部, 准教授 (90350222)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 / HDAC / PEG / 抗がん剤 / ナノ粒子 / EPR効果 / Vorinostat / SAHA / プロドラッグ |
研究成果の概要 |
ヒドロキサム酸タイプのヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDI)は、血中半減期が極めて短く、そのことが広範な固形がん等への適用を妨げている。この欠点を克服するため、ヒドロキサム酸部位をPEG化ペプチドにより保護し、さらにその分子を安定ミセル化したPEG-peptide-SAHAミセル製剤を合成した。この分子を固相法により合成した後にミセル化し、分子間SS結合で安定化し、平均直径40nmのナノ粒子とした。このミセルは高い血中安定性を示すことが示唆された。さらに、ヒト結直腸がん細胞HCT116の増殖抑制活性を有し、48時間後のその効果は、同濃度の未修飾SAHAのそれに比べて高かった。
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