研究課題
基盤研究(C)
本研究ではHIV複製に密接に関わることが知られているNMT1に着目し、NMT1と相互作用するタンパク質を探索した。その結果NMT1がhnRNPA2/B1とRNAを介さずに結合することを見いだした。興味深いことに、NMT1はHIV RNAの発現レベルの上昇に関与し、一方hnRNPA2/B1はHIV RNAの発現レベルの低下に関与していることが明らかになった。NMTはHIV由来タンパク質(Gagタンパク質とNef)のNミリストイル化触媒酵素として、HIV複製に必須の宿主性因子として機能しているだけでなく、HIV RNAの発現レベルの上昇にも関与していることが明らかになった。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (13件)
Virol. J.
巻: 11 号: 1 ページ: 222-222
10.1186/s12985-014-0222-z
Proc. Natl. Acad. Sci. U S A.
巻: 111 号: 33 ページ: 12234-9
10.1073/pnas.1400027111
Curr. HIV Res. 2014;12(3):213-9.
巻: 12 号: 3 ページ: 213-9
10.2174/1570162x12666140701092331
J. Gen. Virol.
巻: 95 号: 5 ページ: 1156-1166
10.1099/vir.0.060053-0
Biochem. Biophys. Res. Commun.
巻: 443 号: 1 ページ: 301-307
10.1016/j.bbrc.2013.11.098
Biotechnology and Applied Biochemistry
巻: 59 号: 3 ページ: 245-253
10.1002/bab.1021
Chem. Comm
巻: 48巻 号: 39 ページ: 4740-4742
10.1039/c2cc30536d
PLoS Pathog
巻: 8 号: 12 ページ: e1003094-e1003094
10.1371/journal.ppat.1003094
Retrovirology
巻: 9 号: 1 ページ: 107-107
10.1186/1742-4690-9-107