研究課題
基盤研究(C)
マウスにおいて薬剤性肝障害の性差を調べ、主に雄マウスで高感受性であることを明らかにし、その要因として、以下の薬剤共通ならびに固有の因子を見出した。雌マウスではGSH合成が早く肝障害抵抗性を示すことをアセトアミノフェン肝障害モデルで解明した。一方、雄マウスで脂質過酸化が大きく、雌マウスでIL-6の発現が大きく、肝障害抵抗性を示すことを四塩化炭素肝障害モデルで見出した。以上、薬剤性肝障害の性差発現要因を検討することにより肝障害感受性を支配する要因を特定することができた。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件)
千葉科学大学紀要
巻: 7 ページ: 151-158
120005465162
Biopharmaceutics and drug disposition
巻: 34 号: 8 ページ: 423-430
10.1002/bdd.1857