研究課題/領域番号 |
24590209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 文京学院大学 |
研究代表者 |
飯島 史朗 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (30222798)
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連携研究者 |
服部 豊 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (20189575)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 多発性骨髄腫 / Mタンパク / 糖鎖 / バイオマーカー / マンノース / シアル酸 / GnT-V |
研究成果の概要 |
多発性骨髄腫(MM)の新たな診断・治療マーカーとして患者血清中MタンパクのL鎖結合糖鎖が応用できるかを検討した。骨病変を有する患者血清由来のL鎖結合糖鎖はCon Aレクチンとの反応性が高かった。また、株化細胞ではL鎖結合糖鎖と細胞表面糖鎖のレクチン反応性は相関し、腫瘍の転移に関与する糖転移酵素GnT-Vが発現していた。MM細胞株の表面ではIL-6濃度依存的にシアル酸結合糖鎖が増加し、MMの増悪との関連を見出し、同様の変化はL鎖結合糖鎖でも見られた。以上より、MタンパクL鎖結合糖鎖が細胞表面糖鎖を反映する可能性を見出し、L鎖結合糖鎖がMMの病態を反映した新たなバイオマーカとなる可能性を示した。
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