研究課題/領域番号 |
24590245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
島田 ひろき 金沢医科大学, 医学部, 講師 (60278108)
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連携研究者 |
八田 稔久 金沢医科大学, 医学部, 教授 (20238025)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 発生・分化 / 脳・神経 / 胎盤 / 神経科学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 増殖因子 / 再生・分化 |
研究成果の概要 |
母親白血病抑制因子(LIF)-胎盤副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)-胎仔LIFシグナルパスウェイが胎仔大脳皮質形成を促進する機構について,以下のことを明らかにした。 1.シグナルパスウェイによって誘導されたLIFが大脳皮質内のインスリン様増殖因子(IGF1およびIGF2)を誘導し,これらが線維芽細胞増殖因子2と協調して神経幹細胞の増殖を相乗的に亢進させる。2.シグナルパスウェイ発動期にACTHによる胎仔赤血球の脱核誘導が促進され,胎仔脳室内の酸素濃度を上昇させる。以上の結果より,LIFシグナルパスウェイは胎仔脳発達において神経幹細胞増殖と酸素供給増加を協調させる機構であることが明らかとなった。
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