研究課題/領域番号 |
24590272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
河合 佳子 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (10362112)
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研究分担者 |
大橋 俊夫 信州大学, 医学部, 特任教授 (80020832)
安嶋 久美子 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (70584051)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 呼吸生理学 / 流れ刺激 / F1/FO ATP synthase / 炭酸ガス |
研究成果の概要 |
肺では従来、赤血球内のヘモグロビンの酸素化により排出される水素イオンと赤血球内の重炭酸イオンが反応して炭酸ガスを産生しているとされてきたが、この概念では説明できない現象も知られていた。そこで、私共は培養系に移行したヒト肺細動脈由来血管内皮細胞に流れ刺激を負荷し、炭酸ガスの産生について検討を行った。さらに、白色家兎を用い肺細動脈の血行動態変化が炭酸ガス産生機構に及ぼす影響について検討し、血管内皮細胞への流れ刺激が生体内でも炭酸ガス産生に大きな影響を与えているという新事実を得ることができた。将来、原発性肺高血圧症の新規治療法の開発や運動の有効性を予測する健康科学への応用につながると考えられる。
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