研究課題/領域番号 |
24590298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
森田 啓之 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80145044)
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連携研究者 |
安部 力 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10585235)
田中 邦彦 岐阜医療科学大学, 教授 (60313871)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 微小重力 / 過重力 / 前庭-血圧反射 / 起立性低血圧 / 宇宙飛行士 / 前庭系の可塑性 / 起立耐性低下 / 短腕遠心機 / 過重力環境 / 前庭神経核 / グルタミン酸受容体 / 宇宙飛行 / 血圧調節 / 前庭電気刺激 |
研究成果の概要 |
前庭-血圧反射は起立時の血圧維持に重要な役割を果たしている。しかし,前庭系は可塑性が強い器官であることが知られており,長期の宇宙滞在により前庭-血圧反射の調節力が変化する可能性がある。このことが宇宙から帰還後の起立性低血圧に関与している可能性がある。このことを国際宇宙ステーションに4-6ヵ月滞在した宇宙飛行士において調べた。宇宙から帰還1日-2週間後には前庭-血圧反射が全く働かなくなり,起立直後に血圧が低下することが分かった。また,弱い電流で末梢前庭系を電気刺激することにより低下した前庭機能が改善する可能性を示した。
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