研究課題/領域番号 |
24590310
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
古川 賢一 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20165468)
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研究分担者 |
大島 吉輝 東北大学, 大学院薬学研究科, 教授 (00111302)
小野 睦 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (40400155)
和田 簡一郎 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (20431447)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 異所性骨化 / 脊柱靭帯 / ニッチ / エピジェネティクス / 骨分化能 / 薬物治療 / 形質転換 / 脊柱靭帯骨化症 / 多分化能 / セルソーティング |
研究成果の概要 |
本研究は『脊柱靭帯の間葉系幹細胞が、骨芽細胞様細胞へ間違って分化し、靱帯組織が骨化する』 と言う仮説の検証を目標にした。 まずヒト脊柱靭帯組織に間葉系幹細胞が存在することを証明した。つぎに靭帯組織での局在と、骨化に伴う局在変化を検討した。その結果、正常時に血管周囲にのみ存在した間葉系幹細胞が、骨化で靭帯実質部全体に分布し、特に骨化移行部に集中することを明らかにした。最後に患者の間葉系幹細胞と正常のものとの多分化能を比較し、前者は正常のものに比して、骨分化能が極めて高いことを明らかにした。 いずれの結果も上記仮説を支持し、形質転換した間葉系幹細胞が重要な役割を果たすことを示している。
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